今日、3月19日をもって3期生が卒業します。
引き続き在学してさらに学業を継続する学生もいますが、少なくともマーチングバンド部から3期生の姿がなくなります。
彼らは2012年に入学、まだ30人も満たなかった先行き不安なバンドに入部してきました。
さらに、当時はバンド内も非常に不安定で、心配なスタートだったと思います。
それでも、新しいことに挑戦するため、未完成のバンドに参加したみんなは、本当によく耐えてくれました。
彼らが最初に経験したのは「Four」、四角形のプロップを大量に手作りすることになり、夏休み返上で炎天下のフィールドで作業を続けていました。
今でも、屋外フィールドに残る当時の作業の跡を見ると、懐かしい気持ちになります。
2年目の「malagueña」では、初めて大学の後輩ができると同時に、マーチングバンドが4
年目となり、一期生の先輩に一番気合いが入った厳しい年で、後輩のフォローを含む自分たちの役割に悩んでいたと思います。
「West Side Story」3年目、ついに100名を超えたバンドで中心的な学年になりました。2期生からいろんなことを感じ取って、よく先輩を支えました。
そして「STAR WARS」自分たちの年、これまで順位を落とすことのなかった状態で、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、歯を食いしばって頑張っていました。
入学してからは遅刻するメンバーも多かった心配な学年で、一番怒られた学年でしたが、見事にバンドをまとめて素晴らしい成績を受けました。
何より、定期演奏会では後輩を育てつつも1年かけて自分たちで内容を考え、最高の演奏会にしてくれました。
4月からそれぞれの場所でそれぞれの経験をすることになります。
今までは辛いことも楽しいことも、すべてバンドで分かち合ってきましたが、社会に出るとどうしても孤独です。このバンドの出会い以上の仲間を職場で作ることはきっとできないでしょう。
離れ離れにはなるけど、IPUはこれからも日本一を目指して頑張っていくので、あの第2キャンパスの練習場を、マーチングバンド部を、みんなの帰る場所として3期生同士仲間であり続けてください。
みんなのおかげでIPUはまた成長しました。みんなが育てた後輩たちがさらに成長させます。
大変な4年間だったと思うけど、本当にありがとう。
お疲れ様でした。
卒業した1期生2期生がみんなとの思い出を集めてくれました。
スライドショーにしたので是非ご覧ください。
いつの間にかメンバー宛の文章になってしましましたね。
3期生を支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。